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試作について

ご依頼の形は問いません。
卓越した巧みな技!!あらゆる試作を可能にした生産設備

「紙図面はある・・・でも」「図面は無いが現物はある・・・が」等と、お困りの方

アクリルからエンジニアプラスチックの精密・微細・切削機械加工で“高精度”や“高品質”は今や常識です。
木田工業はお客様のご要望をお聞きしてデータを作成し、製造、検査まで一貫した工程により更なるスピードUPを実現いたします。

伝統的な技術・感性と現代のテクノロジーの融合

当社の自慢は、伝統的な工法・手法と現代のテクノロジーの融合です。その幅広いノウハウの中から、お客様のニーズをお聞きし、それと製品モデルの大きさ・形状・特徴を検討し、最善・最速の工法・手法をご提案いたします。また、万一、お客様のご都合が変わった場合でも、当社の柔軟な手法により、対応が可能です。

小ロット製造概要

製造プロセス

図面・2次元・3次元データ
製作仕様お打ち合わせ
モデル製作 切削・光造形・粉末造形
お客様モデル確認形状チェックが出来ます
真空注型(転写型)
10個から20個位まで型取りが出来ます
型バラシ・仕上げ
機械加工・表面処理・塗装まで対応します
完成
成検査後、宅配便で納品します
光造形
光造形とは、液状の紫外線硬化樹脂を光造形装置の紫外線レーザーを使用して硬化させ、積層することで3Dのデータと寸分違わぬ精密な立体物を短時間で作成する技術です。
粉末造形
正式には「粉末焼結積層造形」と言います。ナイロン(PA)・ガラス入りナイロン(GF)・ゴム(FLEX:エラストマ相当)の粉末を3次元データ(光造形同様)で造形する技術です。製品の試作をする工法のひとつで、一体形状では作成不可能な繋ぎ目のない形状の中にさらに製品を造形する事が出来ます。
真空注型
真空注型とは、FRPやシリコンゴムを金型の代わりに複製用の型として使用し、真空中でその型に対して樹脂を流し込み、複製を製作する技術です。真空注型では、真空漕の中で真空状態を作り出し、型に樹脂を流し込むため、型の隅々まで樹脂が行き渡り、気泡ができにくいというメリットがあります。出来上がる複製品は非常に精度が高く、金型に比べ短期間低コストで複製品を製作することが可能です。

注型品の制作プロセス

ガラス越しに脱泡状態を確認しながら計量済みの主剤・硬化剤中の水分や空気を抜きます。
パーティング面をアルコールでよく拭き、ゴム型を組合わせて型枠等で固定し、樹脂だまりをゲート口に付けます。
脱泡済みの樹脂を作業室にセット。真空状態を確認し、混合・攪拌(かくはん)します。
硬化した樹脂を型枠からはずしゴム型を開き製品を取り出します。樹脂溜りゲート部を仕上げて完成です。
減圧排気を止め、作業室内を大気圧に戻すことにより、加圧された樹脂は細部に行き渡り、硬化を待ちます。
攪拌(かくはん)した樹脂を真空中でゴム型に流し込みます。
樹脂別連続使用温度比較表