2011.06.17
江戸古来の『曲独楽』の世界に新風!(Ⅰ)
(全3回シリーズの 〔Ⅰ〕 )
独楽の材質と云えば「木」それ以外の素材はあり得ませんでした。(公益社団法人落語芸術
協会:曲独楽師〔やなぎ南玉 師〕)
日頃から古来の伝統に新しい風(技術)をとの想いを持たれていた ”やなぎ南玉師” は、
昨年10月の羽田空港国際線ターミナルビルのこけら落としで、江戸小路の舞台にたたれた折、
大田区観光情報コーナーで、当社の透明コマに目が留まり連絡を頂きました。
ご連絡の開口一番は、透明な曲独楽用の ”コマ” を製作できませんか・・・と云う直球勝負の
お話しでした。
以来4カ月の間試行錯誤を重ね、ようやく納得頂ける 「カラ―入りの”透明独楽”」 を製作し、
ご提供することができました。
新たな材料を使用し製作者の名をとり、”キダゴマ”と命名頂きました。
お披露目は、 「横浜にぎわい座」 6月4日(写真 横浜にぎわい座)
以降、池袋演芸場 6月11日~15日(写真 池袋演芸場)
浅草演芸ホール 6月21日~25日、7月16日~20日
新宿末広亭 7月21日~31日
その後も、都内の各寄席やホールなどで演じて行かれる予定です。
この度の取材に関しまして、公益社団法人落語芸術協会、横浜にぎわい座、池袋演芸場の
関係者の方々にご尽力頂き、誠に有難うございました。